志望動機 組み立て方  

就職活動中、履歴書や職務経歴書を書く際、一番悩むのがこの「志望動機欄」です。
内定を得るためには、「会社」の情報と「自分」の情報をいかにうまく混ぜ合わせて、志望動機を組み立てるかがポイントです。
例えば、
会社の発展性・能力主義・社員の年齢が若く活気がある・独立制度がある・業界トップクラス・店頭登録企業
・売り上げ推移が順調・収益性が高い・従業員教育の徹底
などと、ポイントを上げて述べると、「よくぞそこまで…」と面接官は感動する。さらに上のポイントに関連付けて
なぜ自分がその会社に向いているかを同じく何ポイントか挙げてみせる。
・独立心が旺盛である・積極思考である・接客業が好きである・リーダーシップがある・この業界が好きである
・根性と体力がある
  など 、自己アピールもするのもいい。

内定者は、当然ですが志望動機欄にきちんと記入があります。
志望動機を空白で面接に望まれる様では、採用側の心証を害します。

志望動機 会社を調べる

そもそも志望動機というものは「なぜ弊社に入りたいのですか?」という面接での質問と同義ですので、面接前にしっかりと志望動機を整理しなければなりません。
また、志望動機を整理できないということは面接でもうまくいかないということです。
ホームページなどで、面接先企業の会社情報を予め確認しておきます。
事業内容は勿論のこと、売上・利益などの数字部分、業界動向や周辺業界動向についても把握しておきます。
その情報を踏まえた上で、何をしたいかを明確にしておきます。
また、短期的、中期的、長期的な視点での自身の目標を明確にしておくのも良いでしょう。
何をいつまでに達成したいか、目標が明確であるほど、しっかり自己分析ができている、と人事担当者に印象付けることができます。
あなたのことを知ってもらうためには、ありのままの経歴、志をより大きく見せる必要があるのです。
志望動機・自己PRの内容が完成したら、音読します。読んでみて、流れがよいかどうか、声に出した感じはどうかを、を判断するのです。

志望動機 失敗記述

志望動機の履歴書記載、失敗例。
「私が御社を希望したのは、会社理念に共感するものがあったからです。
 また御社の事業内容を拝見して、斬新な企画に感動し、
 自分もこの場で働きたいと感じました。
 未経験の職種ですが、御社で力を伸ばせていけたらと思います」
普通の志望動機の例のように見えますが、此れではいけないのです。何故か?
内容が、希薄です。印象に残りません。
「会社理念に共感するものがあった」と、会社理念のどこに共感したのか?
書かれていませんね。
また、「御社の事業内容を拝見して、斬新な企画に感動」。
いったいどの事業でどの企画に感動したのか、が抜けています。
もっともらしいことをただ連ねた、口先だけの履歴書になっている。
これでは人事の人の心を動かすことができません。
会社が求めているのは、会社のタメに、何をどんな風にできる人なのか、に尽きます。
口先で、騙すことは出来ません。 相手はプロです。

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